この曲も、先の数曲と同様、過去に「INS」で発表した曲のひとつです（・・・INSネタは、これで終わりです(^^;　）。思わせぶりなタイトルですが、特に意味はありません。

冒頭のメロディー及びコード進行は、記憶に間違いがなければ、高校生くらいの時に、既に出来ておりまして、それを引き継ぐ部分は、大学生くらいの時に作った様な気がします。ただ、当時、これらのアイデアを形にするだけの道具も根気も持っていなかったので、長い間、私の頭の中だけで鳴っていた曲でしたが、数年前に、パソコン＆MIDIという道具を手に入れた事によって、やっと陽の目を見た曲です。

中でも特に手間を掛けたのは、最初から最後まで鳴ってるドラム・ロール。実際に叩けば約２回ずつスティックがバウンドする事を計算して、１回目にアクセントを入れ、更に左右のスティックで音色が変わる事を想定して、２種類のスネアの音色を混ぜてます。更に、フレーズ全体でも、バラツキが生じる様にベロシティを設定しています。

ただ、これだけ手間ヒマかけたドラム・ロールですが、YAMAHA系統のソフト音源で試聴したら、２種類のスネアの音色に差があり過ぎて、すごく変な鳴り方になってしまってました。出来る事なら、Roland系統の音源で聴いてやって下さい(^^;

・・・既にお気付きかとは思いますが、私の作るMIDI作品は、全てがステップ・ライト、つまり、イベントのひとつひとつをマウスで入力しています。・・・っちゅうか、リアル・タイム入力用のキーボードとかを持ってないだけなんですが(^^;　いっぺん、MIDIアウトの付いたポータサウンドで、試しにリアル・タイム入力してみた事はあるんですが、タッチ・レスポンスが邪魔で、どっちにしても後からベロシティを手直しする必要があったんで、結局ステップ・ライト専門になってしまいました。

ところで、エンディング辺りからフェイド・イン〜フェイド・アウトする鐘の音ですが、アイデア自体は、ピンク・フロイドの「対」からのパクリです。まあ、わざわざコメントしなくてもいい様なもんですが(^^;

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