この曲も、先に紹介した「森の朝」と同様、Lotus Notes の通信サービス「INS」中のコーナー「マルチメザール王国」のイメージソングとして作ったものです。

そもそもこの曲は、イントロ部と中間部のみ、先にMTR（マルチ・トラック・レコーディング）で作ってあって、作り掛けのまんま１０年ほど放ったらかしてあったのですが、同フォーラムで歌詞の提供があったので、wav.ファイルにしてミキシングし直したのを機に（ちなみにその時のタイトルは「玄米茶スペシャル」でした(^^;　）その後、更なる進化を遂げ（？）midi形式のインストルメンタル曲として完成させたものです。

まず、イントロから引き継ぐギターソロですが、実は作者としては、ソフト・マシーン在籍時のアラン・ホールズワースを意識しております（まあ、言わなきゃ判らないでしょうが(^^;　）。

で、ギターソロにブラスが絡んでくるあたりは、実はカシオペアとかスクエアあたりのフュージョンを意識してまして、続く中間部のシンセのアルペジオは、シューベルトのドイツ・リート（いきなり(^^;　）を意識しております。

でも、後半のギターなんか、いつの間にかスティーブ・ハウになってるし(^^;エンディング近くで左右に飛ばしまくってるストリングスは、白状すると「リレイヤー」あたりのパトリック・モラーツを、実は狙ってたりします（これも、言わなきゃ判りませんね(^^;;　）。

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